電力自由化によって送電の仕組みはどう変わるの?

電力自由化によって、数多くの電気会社と契約できるようになりました。

それにより、クリーンエネルギーのみで発電している電力会社やセットプランが選べる電力会社と契約できるようになりましたが、送電はどうなるのか気になりますよね?

そこで今回は、電力自由化によって送電の仕組みがどうなるのかについてお話ししていきます。

1.電力自由化後でも送電の仕組みは変化しない

電力自由化によって、新しく電気を売る会社が増えていますが、送電の仕組みは変化しません。

これまでは、複数社の発電所に1社の変電所、1社の小売会社という仕組みでした。

これまでの電力関係の仕組み

電力自由化によって、小売り会社も複数社に増えました。

電力自由化後の電力関係の仕組み

しかし、送電を担う変電所は1つのまま変化しません

2.送電の仕組みが変化しない理由

発電所で電気を作り、変電所で家庭向けの電力に変換し、各家庭に送電しているのですが、この送電施設が電力供給の要になります。

ここの設備がしっかりしていないと、たちまち大停電を起こしてしまいます。

そのため、この部分だけは国が許可した会社だけで、運営を行っていきます

3.送電の仕組みは変化しなくても会社は変化する

現在、変電や送電を行っている会社は、東京電力や関西電力など、これまで電力供給を行ってきた電力会社になります。

そのため、新しく電力事業に参加してきた企業は、これらの施設を借りるお金を支払わなければなりません。

これでは、既存の電力会社と比べて新電力の方が損になってしまうため、2018~2020年にかけてこの部分が独立することになります。

4.まとめ

送電は、各家庭に電気を届ける重要な役割を担っているため、今後も国が許可した会社のみで行っていきます。

しかし、それによって私たちの暮らしに直接的な影響はないので、あまり気にする必要はありません。