エネルギー自由化って何?現状と改題について

電力自由化が始まり、様々なエネルギーの自由化が注目を集めるようになっています。

電力自由化という言葉を知っていたとしても、エネルギーの自由化という言葉を知らない人も多いのではないでしょうか。

今回は、エネルギー自由化の現状と今後の課題について、どのように行動すべきなのかにも触れながら解説していきたいと思います。

1.エネルギー自由化とは?

まず、表題にあるエネルギー自由化とは、一体何のことなのでしょうか。

エネルギー自由化という言葉で、理解できなくても、エネルギー市場の自由化と言えば、イメージしやすいでしょうか。

簡単に説明すれば、電気やガスなどの様々なエネルギーが、一般家庭向けに自由に発展し提供されていくということを表します。

エネルギーを提供する事業者にとっては、新規のお客様を得るきっかけとなりますし、お客様にとっては、消費に対する選択肢が増えることになります。

2.エネルギー自由化の現状

様々な企業からエネルギーが生み出され、一般消費者に対してサービスとして提供されていますが、エネルギー自由化の現状について、具体的に理解している人は少ないのではないでしょうか。

なぜならば、エネルギー自由化に関するメディアの報道が事業者向けであり、一般消費者向けに報道されていないからです。

そのため、エネルギーの自由化というと、既存の企業と新エネルギーを提供できる企業の比較ばかりが、繰り広げられているイメージがあります。

現状で国民がエネルギーの自由化について具体的に理解するためには、一般消費者に向けて、どのようなエネルギーが購入できるのかを伝えることで選択肢が増えるのかという現状を知っていただく必要があるでしょう。

3.電力自由化の現状

エネルギーの自由化と聞いて、一番に思いつくのが電力の自由化だという人も多いのではないでしょうか。

しかし、電力の自由化に関する認知は、まだまだ低く、どのようなサービスなのかも、理解されていないのが現状です。

電力自由化が始まるようになり、既存の電力企業以外にも様々な電力を供給してくれる会社から企業選びができるようになりました。

その結果、再生可能エネルギーを提供している新電力会社を選択できるようになったのは、電力自由化における大きな恩恵だと言えるでしょう。

電力自由化が始まったからといって、必ず新電力会社を選ばなければいけないということはありません。

既存の電力会社の料金表からプランを選択し直すという方法もありますし、新電力会社を選んで今よりも安く電力料金を抑えるという選択もできます。

4.スマートメーターの導入

スマートメーターが導入され、日々の電力料金を、スマートフォンやタブレット端末やパソコンからインターネットを利用して、確認できるようになりました。

電力自由化が導入されるようになり、現状として様々な点で便利になったと言えますが、一般消費者への料金表に関する説明不足もあって、まだまだ電力企業への認知が低いと言えます。

そのため、電力自由化が何かも分からず、電力会社を変更せずに高い電気料金を払い続けている人がたくさんいます。

このようなお客様に対して、電力会社の料金表がどのようになっているのか詳しく説明できるかが、今後の電力自由化のマーケットで長期的ビジネスをするためのカギとなるでしょう。

5.ガス自由化ってどうなるの?

2016年4月に電力自由化が始まりましたが、2017年4月にガスの自由化が始まることをご存知でしょうか?

「電力の自由化は、知っていましたが、ガスの自由化までは知らなかった。」という人も多いでしょう。

ガスの自由化とは、都市ガスの自由化であり、今までは212社が自社で供給できる場所で独占供給を実施していました。

ガスが有名な企業と言えば、西部ガス、東京ガス、東邦ガス、大阪ガスがあげられます。

先ほど記載した4つの事業者が四大事業者として、大きく存在しているのです。

6.家庭で利用できるガスの3種類

ガスの自由化について理解するためには、基本的なガスの種類について知っておく必要があるでしょう。

これが理解できていなければ、都市ガスやプロパンガスというものが、どのような違いがあるのかについても理解できないでしょう。

基礎知識として覚えていただければと思います。

①簡易ガス(団地ガス)

こちらのガスは、70戸以上の団地などで利用されており、敷地内にガス発生設備を設置して、様々な家庭にガスを届けています。

②都市ガス

ガスの自由化で話の主軸となる都市ガスですが、ガス導管を通して一般家庭に向けてガスが届けられています。

③プロパンガス(LPガス)

プロパンガスですが、道を歩いていると大きなガスボンベを見たことがあるでしょう。

あの大きなガスボンベがプロパンガスと呼ばれるものです。

あのガスボンベの中に、家庭で利用するためのガスが入っており、ガスボンベに入れることで、各家庭に届けられているということです。

7.ガス自由化の今後について

上記でも説明した通り、都市ガスというのは、ガス導管を通ることで、各家庭に運ばれると説明しました。

都市ガスの自由化が始まれば、新規参入してくるガス会社がガス導管を利用できるということです。

電力自由化と同様に、ガスの自由化も一般家庭向けに始まる前に、工場や病院などで企業向けとして始まっています。

ガスの自由化は、1995年から始まりましたが、3分の2が自由化されており、30社以上が新規参入しています。

ガスの自由化が一般家庭向けに始まれば、電力自由化と同様に、ガス会社を自分で選べるようになります。

ガスエネルギーを提供する事業者も、1人でも多くのお客様を集客するため、様々なポイントサービスや定額サービスや割引サービスや多種多様な料金メニューを提供してくるでしょう。

選び方によっては、現在のガス料金よりも安く抑えることが可能となるでしょう。

しかしながら、ガス自由化には、様々な課題が存在し、電力自由化と比較すれば、利用できる人が限定的になると言われています。

また、手探り状態ということもあり、何か行動をしたとしても自己責任になりますので、ガス会社について調べてから行動するようにしましょう。

8.今やるべき事は?

エネルギーの自由化ということで、すでに電力自由化が始まっているわけですから、電力料金の見直しからはじめてみてはどうでしょうか。

今回の記事内容を読んだ方の中にも、電力自由化が実施されているという事実は知っているけれど、自分の家庭の電力会社は変更していないという人が多いでしょう。

自分の家庭に合う電力会社を探すということが、非常に面倒だという気持ちも理解できますが、現在は、自分の家庭に合う電力会社を探してくれるサービスもたくさん出てきていますので、有効に利用することができれば効率良く電力会社を探すことができるでしょう。

2017年の4月に、ガスの自由化が始まりますので、それまでには、最も電力を抑えることができる電力会社を探しておきましょう。

9.まとめ

エネルギー自由化とは、エネルギー市場の自由化を表した言葉で、一般消費者に向けて自由にエネルギーが提供されることを表す言葉だと説明しました。

エネルギー関係について詳しくない方に、「電力会社を選んでください。」と指示を出したとしても非常に難しいと感じるのではないでしょうか。

そのようなときは、電力自由化について詳しい専門の担当者が電話受付を行っているサービスが存在しますので、家庭の電力状況などを詳しく伝えてみましょう。

そうすれば、電力自由化の相談員が自分の家庭に合う電力会社を選び出してくれます。

ガスのエネルギー自由化は、もう少し先の話になりますが、それまでに、電力自由化に関しては終わらしておきましょう。